それでも、人生は続いていく
悲しみは消えない、春に悲しくなる
少しだけ、悲しくなってしまった日。
春になると、思い出す。
「生きていれば」という、もうひとつの未来を。
次男しーくんはこの春、
長男と同じ幼稚園に通うはずだった。
年少さんの制服を着て、
少し大きなカバンを背負って、
にぃにと手を繋いで、ニコニコ歩く姿を
当たり前のように想像していた。
同い年の子たちが、入園式を迎えていて。
考えないようにしていても、
「もし生きていたら」って、
やっぱり思ってしまう瞬間がある。
前を向けるようになったと思っても、
こういう日は、ふとやってくる。
でも最近は、
そんな自分を否定しなくなった。
悲しくなるのは、
それだけ大切だった証だから。
それでいい。
この気持ちも含めて、
今の私なんだと思う。
悲しみは、なくさなくていい。
自分の本音を、
これからも大切にしていきたい。
入園おめでとう。
ずっと、ずっと想ってるよ。
「生きていれば」の春。
これから先も、節目のたびに
同じ想いがよぎるのかもしれない。
それでも——
その気持ちごと、大切なものとして、
抱きしめながら生きていきたい。
母親でいられて幸せ
母の日に、ふと想ったこと。
母の日は、子どもから母へ感謝する日だけど、
今日は、私から子どもたちへ
「ありがとう」を伝えたくなった。
子どもたちが生まれて、
私は「お母さん」になれた。
母になって、
見える世界はガラッと変わった。
命をかけて産んで、育てて、
命をかけて守りたいと思える存在に
出会えたこと。
大変な毎日だけど、
喜怒哀楽を感じられるこの時間。
愛すること。
そして、愛するものを失う痛み。
子どもたちのそばで、
母親でいられる時間は、
思っていたより、ずっと短い。
でも——
いつか親離れするときがきても、
何歳になっても、
あなたたちを想い、心配し続ける。
私は、ずっと母親なんだと思う。
こんなに誰かを想えて、
こんなに心配できる存在に出会えたこと。
そのすべてが、宝物です。
次男しーくんとの別れは、
人生にこんなにも辛いことがあるんだと知る出来事だった。
それでも——
悲しみも、喜びも、
そのすべてを、精いっぱい感じながら生きているこの人生が、
私の誇りです。
生まれてきてくれて、ありがとう。
ママとパパを選んでくれて、ありがとう。
母にしてくれて、ありがとう。
あなたたちの母親でいられて、幸せです。

