子育て

しーくんが天国に行って3年、5歳現在のいっくんの捉え方の変遷。

未来のいっくん、みーちゃん、天国のしーくんへ

しーくんが天国に行ってから、いっくんがどんなふうに捉えているかを残しておくね。

Contents
  1. いっくん4歳半の反応(しーくんが見えなくなって2年)
  2. いっくん5歳の反応(しーくんが見えなくなって2年半)
  3. いっくん5歳半の反応(しーくんが見えなくなって3年)

いっくん4歳半の反応(しーくんが見えなくなって2年)

「しーくんに会いたい」

記憶は3歳からって聞くけど、2年たった4歳半でもしーくんのこと鮮明に覚えてたね。

しーくんが寝ていた場所を見ながら「しーくんに会いたい」って、寂しくて会いたくて泣いた日もあったよ。胸が締め付けられそうだった。見えなくてもそばにいることをこの頃から伝えていたよ。

「しーくんは透明人間!」

「見えなくてもそばにいるよ」って伝え続けたら

「しーくんは透明人間♡」って、見えないしーくんが生活の一部になって

「しーくん、おはよう!」「幼稚園いってきまーす!」って楽しそうに話しかけるようになったよ。

「透明って最強なんだよ!攻撃されないから!」そうだね。しかも家族のこと守ってくれてるんだよ。最強しーくんがいるから家族は無敵だね♡

「また本物のしーくんに会いたい」「みーちゃんをしーくんにしちゃおうか」

会いたい波がまた来て号泣。一緒に遊びたいって。みーちゃんがしーくんそっくりだねって話をしたらこの発言。でも、みーちゃんはみーちゃんだからねって丁寧に伝えたよ。

「しーくん、こちょこちょ~♡」

ママがアテレコで「あはは♡にぃにくすぐったいよ~♡」って言ったら喜んでくれた。「しーくんおやすみ」を毎晩欠かさず言っていて、見えなくてもそばにいるしーくんを意識した声掛けがすごく嬉しかったよ。

背中重たくなった!しーくん、おんぶしてる?

ママより気配感じられるようになってすごい!見える方が言ってたの、2~3月は天界とのドアがぐっと近づくから逝く人も多いけど天国からこっちに降りてくる人も多くて、急におんぶした感じになったら本当に近くにきてるって!本当に乗っかってたんだろうね♡

しーくん、おんぶしてく!

3月のある日。幼稚園に行くときに「しーくんおんぶしてく!」担任の先生とお友達にもしーくんが透明でおんぶしてること話したって!

 

いっくん5歳の反応(しーくんが見えなくなって2年半)

5歳になって色々わかるようになってきたのかたくさん質問してくれるようになったね。いっくんを支えたくて、安心してもらいたくて、ママはこう声掛けしてきたよ。

「しーくんに会いたいよぉぉぉ」

いっくんが突然大号泣。急に泣き出してびっくりしたけど、きっとずっと、我慢してたんだね。

気持ち吐き出してくれてありがとう。会いたいよね。ママもパパもしーくんに会いたいよ。そばにいるってわかってるけど、ぎゅーってしたり、一緒に遊んだりしたいよね。会いたいって気持ちはとっても大事。会いたくなったらママのスマホに入ってるしーくんの写真や動画をまた一緒に見よう♡一緒にたくさん泣こう。大好きな気持ちはしーくんにちゃんと伝わってるし、しーくんもにぃにのことが大好きだからすごく喜んでくれてると思う。見えなくてもいつもそばにいるからね。

にんげんって絶滅しないよね…?

大好きな恐竜が絶滅したことを知って、「じぶんたちも…?」「家族とずっと一緒にいられるの?」って不安になったんだよね。いい質問だね。人間はみんなで協力して絶滅しないように生きてるから大丈夫。それにね、ママも、パパも、しーくんも、みーちゃんも、みんないつでもいっくんのそばにいるよ。どこにもいかないよ。ひとりじゃないから大丈夫。

いっくんに安心と希望を届けられるように心がけたよ。こうやって想像して不安になるのは心の成長の証だし、それだけ家族のことを大好きでいてくれてるんだよね。 この質問を皮切りにしーくんのこと核心にふれる質問もしてくれるようになったね。一貫して、「大丈夫」「守ってるよ」「心はつながってる」を伝えていくよ。

にんげんってしぬの?しぬのがこわい

ペットの熱帯魚(テトラちゃん)1匹との別れがあった同時期に、同じ幼稚園の園児のおばあちゃんが亡くなったと聞いた長男が不安になって聞いてくれたね。「〇〇ぐみの〇〇くんのおばあとちゃんがしんじゃったんだって。にんげんってしぬの?しぬのがこわい」って。

不安を話してくれてありがとう。

死を理解するのは6歳頃からと以前産院の小児科精神科医の先生から聞いてたから、5歳のいっくんには真実よりも安心を届けたくてにママはこう伝えたよ。

「にんげんはね、いつかしぬときがくるけど、それはずーっとずっと先のお話。その日までみんなでいっぱい生きて、遊んで、笑っていこうね。そしてね、たのえしんでも、だいすきの気持ちはずっとつながってるし、姿がみえなくてもずっと一緒にいられるの。さみしくないし、ひとりじゃないよ。」

ほっとした表情してたね。しーくんを亡くしたこととはまだ結びついていないけど、長男がしーくんをそばに感じて過ごしているからこそ、“目には見えないけどずっと一緒にいる” ことをこれからも大切に伝えていくね。

しーくん病院にいるんじゃないの?本当に透明なの?

姿が見えないだけでそばにいるんだよって伝えてきたから、長男なりに「しーくんは透明人間!」って解釈してたけど、生前の入院中のしーくんの姿も覚えていて「実はまだ生きて病院にいるのかも」と考えたんだよね。ママはこう伝えたよ。

「しーくんは病院じゃなくて、透明になって、今は目には見えないけど、ずっといっくんのそばにいるよ。声には出せないけど「おはよう」「いってらっしゃい」って返してくれてるの。「だいすきだよ」「そばにいるよ」って心でいつも伝えてくれてるの。だからいっくんが声をかけてあげると、しーくんすごく喜んでると思うよ。

透明じゃイヤなんだよ。しーくんに会いたいんだよ。透明解除してほしいよぉ

涙目で伝えてくれたね。胸がぎゅっと締め付けられたよ。

しーくんに会いたいね。見えるようになりたいね。ずっとずっと大好きだもんね。その想いをちゃんとママに届けてくれてありがとう。しーくんね、透明でもそばにいてくれているんだよ。いっくんの気持ち、ぜんぶ届いてるよ。見えなくても、いつもみたいに話しかけてると、心の中にふわって「あ、いまそばにいるかも」って感じられる時が来ると思うよ。

長男が涙をこらえながら気持ちを伝えてくれる姿にはいつも胸締め付けられるし、ママもとっても辛いけど、あなたを支えたくて、ママは一貫して、見えなくてもそばにいることを伝えていくよ。

「そしたらしーくんのお墓つくる。そしたら見えるようになるかな」

まっすぐな眼差しで伝えてくれたね。まさかお墓の話が出てくるとは思わずハッとしたけど、マイクラが大好きで、アニメでお墓から蘇るお話見てたもんね。それを信じて、「どうしたら会える?」「どうしたらまた触れられる?」って、いっくんなりに一生懸命考えてくれたんだね。

「透明じゃイヤ」「お墓を作れば見えるかも」その言葉の奥あるしーくんのことが大好きな気持ち、会いたい願い、ちゃんと受け止めたよ。ママはこう伝えたよ。

お墓じゃなくても、ここに“しーくんコーナー”があるから、会いたいときはそこに話しかけたり、お手紙を置いてみよう。きっとしーくん、“にぃにー!”って喜んでくれるよ。

「そっか!そしたら、しーくんにお手紙書く!」

ママの提案を素直に受け入れてくれて、初めてしーくんにお手紙を書くことになったね。

この時はまだひらがな練習中だったから、「しーくんにお手紙かく!こう書きたい。ママと一緒に書く」って、ママが補助しながら。

会いたくて、だいすきで、いっくんはこう書いたね。

「いっくんは しーくんのこと ぜったいに わすれません」

そうだね。絶対に忘れない。姿が見えなくなっても、絶対に忘れないよ。会いたくて泣いちゃうほど大好きで大切な弟がいることを、ずっと大事にしていこうね。

珍しく敬語で書いていたから、ハッとしたよ。それだけ気持ちを込めて書いてくれたんだね。いっくんの気持ち、きっとしーくんに届いてるよ。ずっと、ずっと一緒だよ。

しーくん、生きてるかなぁ

ぼそっといっくんが言ってて。なんでそう思うの?って聞いたら「だって、見えないんだもん」って。「見えない=いないのかも」って5歳ならではの素直な発想だね。でも同時に、「生きててほしい」という強い願いも込められてるんだよね。ママはこう伝えたよ。

「そうだよね。見えないと『ほんとにいるのかな?』って思っちゃうよね。でもね、しーくんは“見えないけど生きてる”よ。」

これはママが心から感じていることだから自信をもって伝えたよ。天国に行ったら会えなくなると思っていたのに、いつもそばにいてくれて、みーちゃんを命日に連れてきてくれたり、呼んだら太陽の光で返事してくれたり、壊れていたおもちゃを鳴らしたり、「ここにいるよ!」っていつも一生懸命サインをくれてるよね。「見えないけど生きてる」、「形を変えて生きている」って表現がしっくりくるんだ。

いっくんは「そうゆうことかぁ…!」って視界が開けた顔してたよ。腑に落ちたかな♡

大きくなったしーくんの顔見たかった

いっくんのその言葉、本当に胸に沁みたよ。きっと、しーくんを想う気持ちがどんどん育っているからこそ、自然に湧いてきた素直な気持ちなんだよね。

これは、「会いたい」「もっと一緒にいたかった」「今も、これからも、一緒に過ごしたかった」って深い愛情の表れだと思ったから、まずはその気持ちをそのまま受け止めることを一番に考えたよ。

「いっくん、そうだよね。ママもおっきくなったしーくんの顔、すごく見たかったよ。一緒に遊ぶところも、一緒に笑うところも、見たかったよね。」

「でもきっとね、しーくんは今もおっきくなってるんだよ。透明だから見えないだけで、しーくんは今も一緒に大きくなって、いっくんと一緒にお兄ちゃんになってるんだよ。」

しーくんは一緒に成長しているというイメージを伝えたよ。それと、 「絵に描いてみよう」って提案して、いっくんの気持ちを表現する場所を作ってみたよ。

いっくんが「おっきくなったしーくんの顔を見たかった」って言ったのはきっと「しーくんは今も生きているんだよね?」って希望と確認でもあるんだよね。だから、「見えないけど、一緒にお兄ちゃんになってるよ」って伝えることで、安心してもらいたかったんだ。

「これくらいかなぁ♡」(しーくんの身長を想像して笑顔)

この会話の流れで身長を想像して笑ってくれたいっくんのその姿、しーくんもきっとすごく嬉しかったと思うよ。いっくんがしーくんの存在を温かく、楽しく、そして前向きに感じられた瞬間。こうやって“悲しい”じゃなくて、“ほっこりしたり”“想像して楽しめたり”する形でしーくんを思えること、本当にかけがえのないことだよね。

「わはは♡しーくん♡」

おっきくなったしーくんの顔描いてみようって言ったら「えーむずかしいよ…顔がわからないもん…」って言われちゃったから、「そしたら、絵をかくのがとっても上手なチャッピー(ChatGPT)に聞いて描いてもらおう!」って提案。しーくんの生後8ヶ月の写真を送って「現在3歳の姿を絵にしてもらえると嬉しいです。」ってお願いしてみたの。出来上がったイラストがびっくり!!すっごくしーくんっぽくてママ大興奮!!いっくんに見せたら「わはは♡しーくん♡」って喜んでた!!パパに見せたらうるうるしてたよ。

ママの大興奮も、いっくんの「わはは♡しーくん♡」の笑顔も、パパのうるうるも、しーくんがきっとすごく喜んでそばで見てくれてるよね。しーくんの今の姿を家族で「見れた」「感じられた」この瞬間は、本当にしーくんからのギフトだね。

いっくん5歳半の反応(しーくんが見えなくなって3年)

「しーくん、おんぶしてあげる♡」

しーくんに会いたくて、見えるようになりたくて「しーくん、どこにいるの…?」って寂しそうに言ってたから、透明で見えないけどきっとそばにいるよ。背中に乗ってるかもよ♡って伝えたら、「そうなんだ♡しーくん、おんぶしてあげる♡」って嬉しそうにそのまま外出。会いたい気持ちが日に日に募るけど、しーくんはにぃにが大好きだから、見えなくてもずっとにぃにのそばにいるよってこれからも繰り返し伝えていくよ。

しーくん夢にでてきた!

ある秋の朝。しーくんが夢に出てきたっていっくんが教えてくれた…!実はママね、いっくんがしーくんに会いたいって毎日願ってたから、夢に出てきて欲しいってこっそりしーくんにお願いしてたんだよ。こんな風に。

しーくん、お願い。
にぃにの夢の中に会いに来て。あなたを生後8ヶ月で亡くしてもうすぐ3年。
当時2才半だったにぃには、5歳過ぎてから急にしーくんの話をたくさんするようになったよ。「しーくんに会いたい」「どこにいるの…?」「透明解除して」「大きくなったしーくんが見たかった」そんなふうに泣く姿を見て、ママも涙が止まらなくなる。小さな体で悲しみを抱えるにぃにを支えたくて、見えなくても“そばにいるよ”ってずっと伝えてきたけど、前を向けてると思っていたママも、まだこんなに悲しかったんだって気づいたよ。
お願い、しーくん。にぃにの夢の中に会いに来てね。
にぃにはまだ5歳だから、死や天国のことがむずかしいの。近くにいるって、わかるように教えてあげてね。この前みたいに、壊れてたはずのおもちゃを鳴らして。壁に貼ってある絵を、そっと床に落として。そのとき、にぃには「絶対しーくんだ!」って嬉しそうに笑ってたよ。お願い、しーくん。ママはにぃにを支えたいよ。これからもそばにいてね。
見えなくても、ずっとずっと大好きだよ。(10/10Threads投稿)

しーくん、会いに来てくれて本当にありがとう。

夢の内容ってすぐ忘れちゃうから急いで録音したんだけど、肝心の内容話してるところ間に合わず…いっくんは「人魚の夢で、最後の方にしーくん出てきたの。しーくん何言ってるかわからなかった笑。しーくんの顔がみーちゃんにそっくりだった♡」って。3歳になったしーくんの顔はみーちゃんに似てるんだね。夢の話の終わりに「しーくん(夢に)出てきてくれてありがとう〜!!」って叫んでたね。

しーくん、またいつでも会いにきてね、しーくん。にぃにを安心させてくれて本当にありがとう。

「しーくんのこと、幼稚園で質問してみる!」

幼稚園の絵本タイム(先生が同じクラスの園児たち向けて絵本を読む時間)に質問コーナーがあって、いっくんが「明日こそ手あげて質問するんだ!しーくんのこと。」って、意気込んでた日があったの。

「お風呂から出たらしーくんが倒れてたから。なんで倒れちゃったか理由をみんななら知ってるかなと思って」

いっくんは2歳半だったのに当時のことを鮮明に覚えていて、いっくんがお風呂あがりにしーくんが乳幼児突然死症候群の一歩手前状態で発見されたことをはっきり記憶してたね。乳幼児突然死症候群は原因不明だから、いっくんには「病院やお医者さんにもたくさん調べてもらったんだけど、しーくんが倒れちゃった原因はわからないんだ」と真実を伝えたんだけど腑に落ちていないようで、先生やみんなに知ってるか質問したいって。

いっくんが「しーくんのことを聞きたい」と思った気持ちは、心の中でずっと抱えていた大きな問いを、信頼できる大人やお友だちと分かち合いたい、といういっくんなりの前向きな一歩だし、とても勇気のあることだよね。

ただ、先生やお友だちにとっては予想外で返答が難しい質問になるから、実はママは事前に先生に根回ししておいたの。先生が落ち着いて受け止められるように準備できれば、いっくくんも安心して話すことができるかなと思って。

**先生への根回し文**

昨日○○(いっくんの名前)が絵本の質問コーナーでしーくん(弟)のことを聞いてみたい」と話していました。

実は○○の弟は○○が2歳半のときに突然倒れてしまい、2ヶ月間の入院の末に亡くなりました。病院でも詳しく調べてもらったのですが、原因はわからず「乳幼児突然死症候群」と説明を受けています。

○○は当時のことを鮮明に覚えており、最近になって「なんで倒れちゃったのかな。みんななら知っているかも」と疑問を持つようになったようです。私たちからも「たくさん調べてもらったんだけどお医者さんにもわからなかったんだよ」と伝えていますが、まだ自分の中で整理しきれていないのだと思います。

質問コーナーで実際にそのことを口にするかどうかはわかりませんが、もし突然「弟しーくんが倒れた理由を知っていますか?」と聞くような場面があるかもしれません。事前にお伝えしておいた方が先生も驚かれずに受け止めていただけると思い、ご連絡させていただきました。

もしそのような質問が出た場合には、具体的な原因を答えていただく必要はなく、「お医者さんでも理由はわからなかったんだって。でも、○○くんが弟しーくんを大切に思っている気持ちはとても素敵だね」といった言葉をかけていただけたら、○○も安心できるのではないかと思っています。

○○が「しーくんのことを聞きたい」と思った気持ちは、心の中でずっと抱えていた大きな問いを、信頼できる大人やお友だちと分かち合いたい、という○○なりの前向きな一歩で、とても勇気のあることだと思っています。

○○の気持ちを温かく受け止めていただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 ***

 

先生からは翌日、話していただきありがとうございますというお礼と、いっくんからは質問受けていないけど、聞かれた場合は書いていただいていたような回答で支えていきたいと思います、って言ってくれたよ。

先生が安心して受け止める準備ができで、いっくんにとっても「自分の気持ちを話しても大丈夫」という安心につながっていくなって、ママは一安心。

しーくんが倒れちゃった理由をつきとめたいんだ。しーくん…しーくーーーーん(号泣)

翌日は結局質問しなかったみたいだけど、その日の夜寝る前に「しーくんが倒れちゃった理由をつきとめたいんだ。しーくん…しーくーーーーん!!!」と号泣。

胸がぎゅっとなったよ。

いっくんにとって「どうして?」の気持ちが強く残っているのは自然なことだし、2歳半のときの記憶が鮮明に残っているからこそ、その「謎」を解き明かしたい気持ちが強くて、同時に解けない現実がつらくて涙になるのかなと思ったんだ。

「答えを与えること」よりも「気持ちを一緒に抱えてあげること」を意識してママはこう声掛けしたよ。

「しーくんのこと、大好きだから理由を知りたいんだよね。泣けちゃうくらい大事に思ってるんだよね。ママもね、どうして倒れちゃったのか、本当に知りたかったよ。でもね、お医者さんもいっぱい調べてもわからなかったの。だからママはね、“理由はわからないけど、しーくんはすごくがんばった”って思うようにしてるんだ。泣いちゃうのは、心の中にしーくんがちゃんといる証拠だよ。それくらい大切に想えてるって、すごく素敵なことなんだよ。理由はわからないままかもしれないけど、しーくんを大切に思う気持ちは、ママといっくんでずっと一緒に持っていこうね。」

いっくんは「探偵みたいに理由を突き止めたい」って強い探究心と、まだ小さな心で抱えるには大きすぎる悲しみを、行ったり来たりしてるんだよね。

だから「わからないことも一緒に抱えていけるよ」「悲しい気持ちを一緒に感じていいよ」と伝えるのが一番の安心につながると思ってこう伝えたよ。

「わからない」ということ自体を怖がらず、「それでも一緒に抱えていけるよ」という安心を伝えたっかったんだ。

透明が見えるメガネがほしい♡しーくんが見えるから♡

10月のある日。いっくんが「早く冬にならないかなぁ」というのでなんで?と聞くと「サンタさんにプレゼントもらいたい」何もらいたいの?「透明が見えるメガネ!そしたらしーくんのこと見えるから♡」と言っていて胸がぎゅーってなったよ。

素敵なリクエストだけど、そのメガネは実在しないし見えるようになりたい願いを叶えてあげられないので、どういっくんに伝えようか…

「しーくんに会いたい」っていう純粋でまっすぐな気持ちを大切に受けとめてあげたいし、実在しないものだからこそ、否定せず、でも温かく夢を広げられるように伝えたいなって、たくさん考えていたらママはひらめいた!!!!!

しーくんと交換日記できるノートをサンタさんに頼むアイデア♡♡特別なノートを用意して、しーくんと絵や言葉で会話できる魔法のノート♡♡

  • いっくんが「今日はこんなことあったよ」って書いたり絵を描いたりする
  • ママやパパが、しーくんの声を代弁して「よくがんばったね」「ぼくも見てたよ」って返してあげる
  • 未来にはいっくん・みーちゃんの宝物のように残る

「透明メガネ」の代わりに、“心で見えるメガネ”になるよね!!

透明メガネが叶わなくても、「書けば見える・届く」という“心のメガネ”として受け取れる形になれば、いっくんの想いに寄り添いつつ、温かいクリスマスプレゼントになって一君喜んでくれるかな…?

だからママはこう伝えたよ。

「透明が見えるメガネ、すごく素敵なアイデアだね♡ママも欲しいなぁ。サンタさんは、しーくんを直接見るメガネは持ってないかもしれないけど…他にしーくんと繋がれる方法を考えてくれるかも♡クリスマス楽しみに待ってようね♡」

「もしかしたら “しーくんにお手紙を書けるノート” をプレゼントしてくれるかもしれないよ。いっくんが書いたら、しーくんがこっそりお返事を書いてくれるかも…!」

そしてサンタさんからはこんなメッセージもいっくんにお願いしたよ。

いっくんへ。

「しーくんを見たい」とおねがいしてくれて、サンタさんもうれしかったよ。ほんとうのメガネでは見えないけれど、ここに“しーくんとつながれるとくべつなノート”をおくるね。このノートに いっくんがえやおはなしを書いたら、しーくんはすぐそばでよろこんで見てくれるよ。そしてときどき、ママやパパが しーくんのこえをとどけてくれるよ。「いつもそばにいるよ」「だいすきだよ」しーくんは、きっとそんなふうにおもってるよ。

サンタクロースより

いっくん、喜んでくれるといいな。

つづく…♡